邪神記


邪神記の世界観

人間界、煉獄界、冥獄界の三層で形成されている。それぞれが鏡あわせのように共存共鳴している。
二つの世界の接点である豊葦原瑞穂国(とよあしはらのみずほのくに)には、通過の門を封印する神門(みかど)一族がいて邪悪を人間界に出さぬよう守っているが、その力が失われつつあった。

人物紹介

明星千尋(あけぼし ちひろ)【人名】≪人間界≫

19歳の大学生。ある日突然、異世界からきたという小さき神ラビによって、連れ去られ、運命を変える選択を迫られる。

伊勢  (いせ)【人名】≪煉獄界≫

人間界と鏡あわせにある煉獄界では、一人生まれれば、同じ御霊を持つ者が一人生まれ、死も一緒である。アケボシと同じ御霊を持つ、ミカド一族の皇子。母親が犯した罪を背負い、いまだ神聖の力を発揮できずにいる。

ラビ  【神名】 ≪煉獄界≫

スクナヒコナ神族の一人。小さき神。アケボシを捜しに人間界に来ていた。姿形は、大国主尊の縮小版。

室井登子(むろい とうこ)【人名】≪人間界≫

アケボシをナンパした女子大生。オカルト大好きの美女。だが、煉獄界から戻り、時間が逆行している人間界では、アケボシとは恋人同士にはならずに終わる。

明星秋人(あけぼし あきひと)【人名】≪人間界≫

千尋の父親。

美環(みわ)【神名】≪冥獄界≫

魔性三皇神の一人。破壊鬼神が死んだ刻に、男根から生まれた神。見るも恐ろしい姿形をしていると言われるが、その実は、見る者を魅了せずにおかない美貌と、魅惑を漂わせる、一口でいうとフェロモン系の鬼神。美しく、淫らな性癖をもっているが、攻撃的な力は持ち合わせず、闘いを好まない。かわりに、スサとウズメという邪悪で強力なボディガードを連れている。八方向を守護する神の一人、イザナを誘惑して虜にしているので、北東に虚がある。シャクチ復活の際の依代として生み出された存在。
伊勢とアケボシに犯されて囚われる。

佐久邪(さくや)【神名】≪冥獄界≫

魔性三皇神の一人。破壊鬼神が死んだ刻に頭から生まれた神。銀髪に碧眼、全身ブロンズ色の、ギリシャ彫刻像のような美丈夫。鬼雷帝(きらいてい)と呼ばれる。巌ヅ霊(いかずち)。宙にいる雷神。邪悪な叡智者。服従を欲する鬼神。長兄であるミワの秘密を知っている。

亥吹(いぶき)【神名】≪冥獄界≫

魔性三皇神の一人。破壊鬼神が死んだ刻に心臓から生まれた神。怒轟帝(どごうてい)と呼ばれる。荒ぶる白き猪。大地を揺るがし、地を裂く、破壊と憎悪の鬼神。長兄であるというだけで何の力も持たないミワに従わなければならないのが不満である。

佐具女 佐具男 (サグメ)【人名】≪煉獄界≫

男と女の二人いる。阿修羅像のように三方向を向いた顔を持つ、世界の監視役。

猿女(サルメ)【人名】≪煉獄界≫

兵士達の心と肉体を慰めるための美女集団。

娜妓尼(ダキニ)【人名】≪煉獄界≫

サルメの一人。アケボシに処女を捧げるために特別に連れてこられた美少女だが、その正体は……。

堕鬼尼(ダキニ)【鬼名】≪冥獄界≫

人の心臓を喰らいに空から襲ってくるといわれる化け物。

須佐(すさ)【鬼名】≪冥獄界≫

シャクチの右手から生まれた『猛(たけ)きこと雷電(いなつるび)のごとし。向かうところに敵なく、攻めむるところ必ずや勝つ』と言われる悪鬼』煉獄界に侵入しミカドを殺した。

ウズメ(うずめ)【鬼名】≪冥獄界≫

シャクチの左手から生まれた『汝は手弱女(たおやめ)なれども、いむかう神と面勝つ(おもかつ)悪鬼なり』といわれる女。邪眼の持ち主で、盲目的にミワを守っている。

メギド【人名】≪煉獄界≫

煉獄界の住む青人の一人。海底で巨大な遺跡を発見し、残されていた古文書を解読して破壊の力を持つ鬼神シャクチの存在を知り、古代呪法陣を張ってミワを煉獄界に召喚した。
ミワを召喚する儀式で、噴きあがった硫黄の煙に口唇を焼かれたため、醜いケロイド状の顔をしている。

ヤマト【人名】≪煉獄界≫

伊勢の幼なじみ。ミカドを殺害したスサを追って冥獄界へ渡ったきり、戻らない。

破壊鬼神(シャクチ)【神名】≪冥獄界≫

破壊の悪魔。12000年前に封印の門として存在していたアトランティス大陸の人々によって倒された。(その闘いのためにアトランティス大陸は沈んだ)。しかし、死の間際にミワ、サクヤ、イブキ、スサ、ウズメを生んだ。倒されたとはいえ完全に消滅したわけではなく、復活のために時を待っている。


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