邪神記

上  ISBN 4−87734−025−4
下  ISBN 4−87734−026−2
各  854円
コアマガジン
挿絵 舞方ミラ


『邪神記』という小説を書こうと思ったきっかけは、プロローグにあげたアインシュタインのメッセージと、眠れる予言者といわれたエドガー・ケーシーの予言の中に『1998年に日本の大部分が海に沈む』というのが、あったからです。
陸地として沈むという解釈のほかに、経済大国としての日本が、その地位を失ってしまう、未曾有の不況がくるのだという解釈もありました。その期日は、1998年。今年なんです。それも、7月という説が……。
『邪神記』を書き始めたのは1993年でした。途中、妊娠出産とかがあり、中断してしまったのですが、ようやく書き上げて一昨年出版されました。が、こういう、1998年がねぇ…なんていう小説は、時期が過ぎてしまうとなんだかオマヌケです。本文中は、1998年はほとんど関係ないのですが、まあ、これも何かのご縁ということで(ナニがなんだ・笑)今年中に読んでいただけたら嬉しいなぁ…と、ダイジェスト版を作りました。
順を追って本文を抜き出してみましたが、結構、私はこういう作業は苦手だわ。巧みに出来ませんでした。
読んでやろうって思っていただけるように、面白く抜き出せなかったのと、『やおい』なシーンは出来るだけ省いて抜粋したので、いまいちかも知れません。文のつながりの悪い所もありますが、まずは第一回目ということで大目に見てください。
漢字が多いですが、本の方はほとんどすべてにルビがあって読みやすくしてあります。
登場人物紹介は、別枠に作ってあります。


邪神記ダイジェスト版

〜プロローグ〜


近代日本の発達ほど
世界を驚かせたものはない
    (中略)
世界の未来は進むだけ進み
その間、幾度か争いは繰り返されて
最後の戦いに疲れる時がくる。
そのとき、人類は
まことの平和を求めて
世界的な盟主を
あげねばならない。
この世界の盟主になるものは
武力や金力ではなく
あらゆる国の歴史を抜き越えた
最も古く
また尊い家柄でなくてはならぬ。
世界の文化はアジアに始まって
アジアに帰る。
それはアジアの高峰
日本に立ち戻らねばならない。
われわれは神に感謝する。
われわれに日本という
尊い国を
作っておいてくれたことを…。

アルベルト・アインシュタインのメッセージ

第一章第二章第三章第四章
第五章第六章第七章第八章